気まま研究所ブログ

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普通自動車免許に普通二輪免許を併記してみた

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こんにちは。
スーパーカブ 50に乗っていることはこの記事で車体について触れているのでご存知のことかと思いますが、普通自動車免許(厳密には限定付き準中型自動車免許)にて運転していたため、50ccを超える二輪車は運転できません。
しかしながら、昨今の交通事情からすると50ccの制限はかなり非現実的で精神的ストレスがものすごく、数分乗るだけで異常なほど疲れてしまいます。
そこで、カブをボアアップし、二種登録しようと思い、普通二輪免許を併記(追加)したのでその時の手順を書いていきたいと思います。
多分小型二輪も大型二輪もそれほど手順は変わらないと思います。


はじめに

今回行うのは自動車免許の新規取得ではなく、既に運転免許(原付、小型特殊以外)を取得されている場合に併記(追加)する際の手順です。
新規で取得される方は新規取得などで検索を行ってください。
なお、京都府内在住ですので京都府内での手順となりますのでご注意ください。
また、一発試験での取得ではないため、その場合は異なる手順の場合がありますのでそちらもご注意ください。


必要なもの

  1. 運転免許証
  2. 指定教習所等の卒業証明書
  3. 証明写真(縦3cm x 横2.4cm 6カ月以内に撮影したもの)
  4. 印鑑
  5. 筆記具(ボールペンと特にノリ)
  6. お金
  7. メガネ等(必要なら)
  8. 暇つぶしの道具

3, 証明写真は教習所卒であればほとんどのところでもらえますが、もらえなかった場合は最寄りの証明写真機か試験場内でも証明写真機がありますのでそちらで撮影も可能です。

5, 筆記具のボールペンは一応置いてありますが、インク切れのものもいくつかあったので自分のモノを持っていくと安心です。
ノリについては証明写真貼り付けに使いますが、置いてないので持っていっておいたほうが良いです。
以前近場にあったコンビニが無くなっていたのでそちらもご注意ください。

6, お金については試験代と交付手数料です。私の場合は1,750円の試験代2,050円の交付手数料と600円の任意で交通安全協会費用の合計4,400でした。

8, 免許申請後、交付まで結構空き時間ができるので暇つぶしのゲームなどを用意しておくと良いです。
私は外の風景を楽しみながらブラブラ歩き回ってました。

これらは今回私が用意したものですので念のため京都府警察の案内*1も一度目を通しておいてください。


簡単な手順

  1. 教習所卒業
  2. 試験場で申請書類の受領
  3. 受験票、申請書の作成
  4. 交付申請
  5. 試験代の収入証紙購入
  6. 視力の適性試験
  7. 交付手数料の収入証紙購入
  8. 顔写真の撮影
  9. 交付

併記から日が経ってしまったので詳しく覚えていませんが、おおよそこういった流れだったと思います。
私の場合は教習所にて試験代の証紙を購入していたので手順がズレるかもしれません。


詳細な手順

手順1: 指定教習所の卒業

当たり前ですが、一発試験出ない場合は指定教習所の卒業が必須です。
腕に自信がある場合は一発試験でも良いと思いますが、私は運転が下手なので教習所に入って色々学んでから取ることにしました。

実際に教習所に入って思ったのは今までの乗り方と全く違ったところでした。
原付しか乗ってなかったのはもちろん、普通自動車免許を受けてから日が経っていたので実際の交通状況と法律上の交通規則と差異があり、いつもの流れではまともに受からないでしょう。
今後大型二輪も取る予定で、普通二輪を先に取るという方は普通二輪だけでも教習所卒業をオススメします。

また、教習所によっては試験代の収入証紙購入ができるところがあるので購入できる場合は購入しておきましょう。
日によっては混雑してかなり面倒になります。


手順2: 試験場へ

教習所からの卒業証書を受けるとあとは免許試験場にて免許交付を受けるだけです。
しかし、試験場での併記の申請時間は平日でかつ2回の指定申請時間がありますのでご注意ください。

京都府内であれば「京都府自動車運転免許試験場」あるいは「木津警察署及び亀岡警察署以北の警察署」で交付申請ができます。
試験場の場合は月曜日~金曜日(祝・休日、年末年始の休日を除く。)

  1. 午前10時00分から午前10時45分まで
  2. 午後1時00分から午後1時45分まで

の2つの時間帯で申請が可能です。

警察署の場合は月曜日~金曜日(祝・休日、年末年始の休日を除く。)

  1. 午前9時00分から午後0時00分まで
  2. 午後1時00分から午後4時00分まで

の2つの時間帯で申請が可能です。
ただ、警察署の場合は即日交付ではなく、3週間ほどかかるそうなので急ぎの場合は試験場まで行きましょう。

詳しい内容は京都府警察のページ*1にて確認できますので目を通しておきましょう。

ちなみに、京都府自動車運転免許試験場の場所はここです。

また、駐車場は500台ほど収容できるみたいで、無料で利用できます。


手順3: 申請書と受験票の作成

まずは1番窓口に向かい、申請書と受験票を受け取ります。
次に、それら書類の必要箇所を記載し、2番窓口へ向かいます。
なお、この時にボールペンとノリを使いますので必ず持参しましょう。
ノリは証明写真がシールタイプであれば必要ありませんが、普通の証明写真であれば必ず必要になるので忘れないように。


手順4: 試験代の収入証紙購入

2番窓口にて書類審査でOKが出ると収入証紙の購入を促されるので2B窓口ヘ向かい、収入証紙を購入します。
教習所卒業で普通二輪免許の併記の場合は試験代の「1,750円」を支払います。

収入証紙購入後は申請書に貼ってもらえるのでそのまま3番の適性試験を受けます。
教習所で購入したのでわからないのですが、割り印は購入後に押すかもしれません。


手順5: 適性試験

適性試験は視力、聴力、運動能力、色彩識別能力の試験が行われるようですが、私の場合は視力検査だけでした。
教習所卒業あるいは既に免許を持っている場合は視力検査だけなのでしょうか?

視力検査では「両眼で0.7以上かつ、一眼がそれぞれ0.3以上」でないと免許取得できないようなので不安な方はメガネなどを持っていきましょう。
もし裸眼で基準値に達しなかった場合はメガネなどを装着して再度行うことになります。

適性試験後は再び2番窓口へ案内されるので渡される書類を持って向かいます。


しばしの休憩

書類の提出をもって前半の申請が完了しますが、次の手続きまで結構空き時間ができるので暇つぶしでもして待ちましょう。
午前はわかりませんが、午後の場合は午後2時10分に6番窓口周辺で待つようにします。
この時並んだ順番ではないので適当に周辺で待っておきましょう。

以前免許交付の際に作成した暗証番号バーコードがない場合はこの空き時間に暗証番号の作成を行っておきましょう。
写真撮影で必要になるので必ず用意しておくこと。


手順6: 最終申請

2時10分ごろに6番窓口周辺で待っていると担当者が窓口から案内を行うので、申請書を受取、2A窓口にて交付手数料の証紙を購入します。
交付手数料は「2,050円」で、任意で交通安全協会費の「600円」を支払うこともできます。
私は毎回募金のような感じで支払ってます。
割り印は交付の際に行うように言われました。

証紙購入後は7番で写真撮影を行います。
この時暗証番号のバーコードが必要みたいなので事前に用意しておきましょう。

申請終了後は再び30分ほどの空き時間ができます。
交付はおよそ午後3時でした。


手順7: 交付

午後3時になると学科試験教室が開放されるので案内に従って着席します。
そこで交付手数料証紙の割り印を押すように言われるので指示通り割り印を行います。
あとは担当者が順番に名前を呼ぶので免許を受け取り、誤りがなければ無事交付完了です。


さいごに

免許申請は窓口で案内されるので流れ作業になるので、割りと現地に行くとすぐに終わります。
文字に起こすとびっくりするくらい複雑ですが・・・。
忘れ物さえしなければ行って帰ってくるだけですので気楽に行きましょう。

余談ですが、免許の色が変わる予定の方は併記と同時に免許が更新されるので色も更新日も延長されます。


参考サイト


*1 学科試験・技能試験が免除の方の受験(併記申請)案内, http://www.pref.kyoto.jp/fukei/menkyo/s_men1/heiki/index.html