こんにちは。
京都府城陽市と田辺市を結ぶ10円橋と呼ばれる自動車専用道路でありながら(自動車道区間では無かったようです)125cc以下の原付が走ることができる区間がありました。
私も原付時代に何度か走ったことがありますが、京奈和と新名神の合流で改築されました。
結構前に改築されたのですが、時間がなく通行する理由もなかったので素通りしていましたが、今回時間ができたのでちょっと走ってみました。
場所
京都府城陽市と田辺市の間を流れる木津川の上に位置し、以前から京奈和自動車道が通っていました。
かつては京奈和自動車道だけがこの区間を通しており、125cc以下の原付は本来ならば第二京阪の高架下か南下した所にある山城大橋を迂回しなければいけませんでした。
しかしながら、それでは不便すぎるので木津川を渡るこの区間だけは自動車専用道路でありながら125cc以下の原付の通行が認められていました。
この時の通行料金が10円のため、10円橋としばしば呼ばれます。
ちなみにそれ以上の自動車は100円らしいです。(走ったこと無いので不明)
走ってみた
まずは城陽市側の24号線から看板に従って脇道へ逸れます。
案内が不親切すぎて疑心暗鬼になりながら農道を突っ切ると入り口が見えてきます。
歩道と自転車、そして125cc以下の原付専用の側道がお出迎え。
以前はいきなり自動車道に乗ることになっていたので初めはビビりまくってましたが、これだと安心です。
側道の途中です。
昔は隣の道を原付が走ってたんですよ・・・。
しばらく走ると田辺市側の料金所へ到着します。
するとお賽銭箱のような小さな集金箱があるのでそこで通行料金の10円を投入します。
このお賽銭箱は昔から変わってないですね。
Uターンして反対側へ移動します。
反対側はわかりやすく、料金所の脇に入り口が設置されています。
城陽市側とは異なり、こちらは入り口で料金を支払います。
撮影中に何度か原付が通り過ぎるところを見かけたのですが、皆さん料金所のところ素通りしてるように見えるのですが、料金支払わないんですかね。
改築前もそうでしたが、なかなかおもしろい光景です。
反対側の側道です。
奥に見える新名神がいい味を出しています。
しばらく走るとゴールです。
料金所のところでも書きましたが、こちらは入り口側に集金箱があるので間違って無視しないように気をつけましょう。
案内が不親切すぎる
田辺市側からは料金所の隣なのでわかりやすいのですが、城陽市側の国道24号線からのアクセスは非常にわかりにくい印象を受けました。
途中125cc以下は右折するように指示がありますが、その先からの指示ってあるのでしょうか?
私の確認不足かもしれませんが、少し入り口を見つけるのに苦労しました。
結局の所地元の生活道路の位置づけな気がするのでこれはこれで有りなのでしょうか。
標識の在り処
それから何度か走ったところ、普通に標識がありました。
わかるかよ・・・!!!
うまい具合に木に隠れていて咄嗟に気づくのはちと難しいのでは・・・。
標識の通り、木造の家の手前にある農道を右折して進むとまた標識があります。
あとは上述した入り口にたどり着きます。
〆
以前は原付が自動車専用道路を走れる場所として楽しんでいましたが、側道になってしまったのは少し残念です。
しかしながら、安全に安心して走ることができるので非常に良い形になったと思います。
私も原付時代は自動車に混じって走るのが死ぬほど怖かったので同じような方には最高の形になったのではないでしょうか。
1.6kmくらいしかありませんが、これはこれで楽しかったので定期的に訪れたいスポットですね。